D96C-620

東京都渋谷区  いぬ・犬・イヌ展

渋谷

渋谷というと、誰もが思い起こすのは忠犬ハチ公の像です。

イヌは、主人に誠実な性質から、「人間の最良の友」と称され、最も人に親しまれてる動物と言ってよいでしょう。日本の犬の歴史を顧みると、古く縄文時代から狩猟のために飼われたといわれ、家畜の中では最も人間との関係が古い動物です。古墳時代には埴輪が象られ、中世の絵巻物をひもとくならば、様々な場面にイヌが描かれ、近世では、俵屋宗達・円山応挙などが可愛い仔犬を得意の題材とし、美人画では狆(ちん)などが脇役として登場します。
また江戸期には西洋渡来の洋犬の堂々とした姿が、博物学的興味・風俗的興味から画題として盛んに描かれています。近代以後もイヌは多くの洋画家や日本画家、彫刻家たちに題材として取り上げられてきました。

本展では、埴輪に始まり、近世・近代、そして現代の画家や彫刻家により描かれ象られてきた作品約90点を陳列し、犬と人との関わりの歴史を顧みるとともに、その愛くるしい姿をめでたいと思います。

SHARE

アクセス情報

情報

【催事】いぬ・犬・イヌ展 
【開催場所】 渋谷区立松濤美術館
【住所】〒150-0046 東京都渋谷区松濤 2-14-14
【開催期間】2015年4月7日(火)~5月24日(日)
【電話】 03-3465-9421
【アクセス】渋谷駅より徒歩15分、京王井の頭線神泉駅より徒歩5分
【開館時間】 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
        金曜日は午後7時(入館は午後6時30分まで)
【休館日】 4月13日(月)、20日(月)、27日(月)、5月7日(木)、11日(月)、18日(月)
【入館料】 入館料:一般1,000円(800円) 大学生800円(640円) 高校生・60歳以上500円(400円) 小中学生100円(80円)
※( )内は団体10名以上。
※毎週金曜日、渋谷区民は無料。(在住がわかる書類をお持ちください)
※土・日曜日、祝・休日、夏休み期間は、小中学生無料。
※障がいのある方(付添の方1名)は無料
【URL】http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html

おすすめスポット

SHARE

  • 0

CHECK IN VIDEO